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2008年6月7日土曜日

ホーチミンの山羊鍋屋



 ホーチミン市のHo Van Hue 通りに山羊鍋(lẩu dêラウゼー)屋がある。

学校から歩いて行ける距離にあり、ある時目的もなく歩いて寄った店だった。

夜の9時を過ぎていて、他に開いている店も無いので入ったのだが、ベトナム語のメニューを見てもどんな料理なのか分からないので困り、隣のベトナム人客が食べてる物を指差して同じ物を注文した。

そんな時に、嫌な顔をしないで「美味しいぞ!食べてみろ。」と言わんばかりに、にこやかに笑顔を見せてくれるのがベトナム人の良さだ。

その時に初めて食べたのが山羊鍋だった。
一人では食べきれないほどの量で、美味しかった。
サイゴンビールを飲み、お腹を一杯にした。

それ以来、週に2回は食べに行った。
山羊鍋以外に、焼き肉もあり、貝類もあることが分かってきた。

ある時、日本人女性教師に、にわか覚えのベトナム語で
「山羊鍋を食べに行きましょう。」と職員室で言ったら、近くにいたベトナム人女性教師達がクスクスと笑っていた・・・。

何が可笑しいのか?と不思議だった。

後日、ベトナムの山羊鍋を検索していたら、ベトナムで男性が女性に「山羊鍋を食べに行こう」というのは、裏の意味があることが分かった。意味深な発言だったのだ。

山羊鍋は精力がつくと言われていて、それを親しい女性に食べに行こうと言うのは、食べてからのラブラブデイトを誘う意味もあるらしい。(私の不確かなベトナム語情報)

だから、授業で私が「山羊鍋を食べました。」と言うと学生は面白がって笑うのである。

その山羊鍋屋は、いつもパンツ一丁のオヤジがうろうろしていて日本人から見ると営業妨害だが、ベトナム人同士ではそうでも無いのかもしれん、その娘がレジをやっている。従業員もその姉妹や兄弟のようでベトナムでの典型的な自営業の店だ。

最初は私一人が行っていたが、そのうちに学校の同僚達と行ったりと私たちは常連客になった。

それでも、私は一人で夜の授業が終わってから行くことが多かった。
一人寂しく、サイゴンビールを飲みながら山羊鍋か貝類を食べていることが多かった。

そんな時は、そのレジのネエちゃんに片言のベトナム語で話しかけたりしていた。

ある時、私の席の前に来て、これみよがしに外を眺めている、腕に金のブレスレットをたくさんしていたので「dẹpデップ、dẹpデップ」と私は言ったり・・・。

心の底にかすかに愛が生まれないか期待感があるような・・・。

ところが、その山羊鍋屋が突然に閉店になった。
最初はどうしたのか分からなかったが、そのうちに店の正面に垂れ幕がかかった。

それによると、改修工事をするらしい。

そう言えば、最後に行った時に、レジのねえちゃんがベトナム語で何か言っていたが意味不明だったがこのことだったらしい。(デートの誘い? ではなかった。)

それから三ヶ月経って、店は新しくなった。
前の山羊鍋屋のイメージは無くて、綺麗な海鮮レストラン風に変わった。

改築後に最初に行ったのは、皮肉にも急きょ帰国する私の送別会だった!
その時にはレジのねえちゃんもパンツ姿のオヤジも
見かけなかった。

再訪越したら行きたい店である。




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2 件のコメント:

pista さんのコメント...

素敵な情報ですね。
今度、かわいい男の子に出会ったら
「お姉さんとヤギ鍋食べにいかない?」と誘ってみることにします。にやり☆

nihonngoyaroo さんのコメント...

今頃になってコメントをいただいてるのに気付きました。
すみません。
HCMに来て1週間、それなりに楽しんでおります。

山羊鍋の件、私が少年時代に帰りたいです。(笑)