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2009年7月2日木曜日

幸せとは!

[ベトナム人] ブログ村キーワード 

 「本当の幸せとは何ですか」のテーマで学生が書いた作文を今読んでいる。100件以上もの作文をただ読むのも大変だが、それを評価しなければならない。至難の技だ。

しかし、作文を読む中で、ベトナム人学生たちの堅実な考えにあらためて感激している。

「幸せはお金では買えない。家族と一緒に生活することが本当の幸せである。」と多くの学生が書いている。

日本で一時期あったような「お金で愛も買える!」などのようなとんでもない考えは一人もいない。

作文を評価しながら、逆に学生に教えられていると思う。
このベトナム人の家族愛は、かって日本にもあったのだろうか?
日本人と比較して元々家族愛が強いベトナム人なのだろうか?

私など、日本の戦後に生まれて日本の戦後復興から高度経済成長、金融バブル等々と必死に生きて来て、結果的には家庭崩壊、家族崩壊、一文無しと人生の地獄を体験したが、ふと、今のベトナムの若者のような堅実な発想を若い頃に何処かで忘れてしまったような気がしてならない。

いや、自分の20代の頃には、やはり貧しい農民の生まれだったので、親の大変な苦労を見ながら「お金は大切だ」と思っていた。「お金があれば」が「お金さえあれば」に何処かで変節して行ったのではないだろうか。
そして、社会全体が一時期そんな雰囲気になったような気がする。

その結果は、皆さんご承知の状況である。

結局、元も子も無くしてしまったのが私の人生だ。

その最後が、病気である。幸いに生きながらえて今に至っている。

日本から来る時に『求めない』加島祥造著を購入し、時々読んでいる。

「求めないー」
「すると心が空に向かって開く」

「求めないー」
「すると
 自分の心がどこへ行きたいのか分かる」

まだまだ、悟りの境地にはほど遠い我が心だが、
全てを失ってみて、何が本当に大事なものか、分かったような気がする。

ところがベトナムの若者は、私の人生の半分も生きていないのに、それが分かったようなことを書いている。
どうかこれが本物であってほしいと願う。




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2 件のコメント:

ひとみ(male) さんのコメント...

「幸せはお金では買えない。家族と一緒に生活することが本当の幸せである」とは、優等生的な作文とも、本心からそうなんだろうなーとも思います。
 ベトナム戦争のときからベトナムに絡み、その後の極貧期も、また悲惨な売春婦たちの世界もよく知り、ハノイで研修医として病院研修もしてきたわたしには、ベトナム人の家族への思い入れは、よくわかるような気がします。ただそれはいいことだけではなくて、容姿のいい少女たちが病気の親兄弟や、賭け事に走る親のために外人相手の売春に身を投じ、家族愛のために性病に苦しんで死んでゆくような光景も投げかけてきたのです。そうした視点から先生の記事を読み直したとき、あふれる涙を止められなくなってしまいました。

nihongoyaroo さんのコメント...

そうですね、家族愛が行き着く先の悪い例はそうなるんですね。
学生たちは、やはり優等生です。大学に入れるほどのある程度の資金力はある家庭に育った子どもたちです。
作文から見ても、極端な悲惨な家庭環境は経験していません。