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2010年7月21日水曜日

一時帰国中、早くホーチミン市へ帰りたくなった!

 二年ぶりの日本、一時帰国してみて色々と考えさせられることが多かった。

今回の帰国の目的は前にも書いたが、一つは体の精密検査をすることだった。
もう一つの目的は母親に会う事だった。
実は母親は昨年の暮れに特別養護老人ホームに入所した。その時に私は立ち会う事ができなかったので、今回その施設に挨拶を兼ねて訪問した。

その施設は、田舎の同じ町内にあるので実家からも遠くない。
温泉施設のすぐ側にあるので、私は温泉に入浴の行き帰りに母親に会いに行っていた。

母親は90歳になるが、膝が痛い以外は悪い所も無く元気である。私の様にお腹を切るような病気もしていない。
私の兄弟は全員田舎を出ているので、長年母親は父親が亡くなってから一人暮らしでがんばっていた。

元々貧農なので質素な食生活だった。米や野菜は自給自足でそれ以外の魚などは隣の街のスーパーや農協まで買いに行かなければならないが、田舎の助け合いで何とかやっていた。

一度、若い時に田舎を離れた人間にとっては田舎の生活は息苦しいことが多い。独特の人間関係というか付き合いの仕方がある。緑は多くて自然が豊かで良いなと思うのだが、今でもその田舎に住む事には何故か私には抵抗がある。

何はともかく、母親が施設に入ったので、今回の帰国時に施設に訪問した。
施設は数年前に立て替えられて新しくてきれいな建物だった。
真ん中に広いフロアの食堂やホールがワンフロアであり広々とした感じがする。

入所者は個室でエアコン付きの部屋だ。施設の真ん中は庭になっていてそれを取り囲む様に各部屋が存在しているので、各部屋は太陽の明かりが入る。

私は遠くベトナムに住んでいるし、いつも自分は親不孝者だと思っていた。親独り自分で面倒も見れないということを情けないと思っていた。

そういう点で、このブログ仲間のユートピアの寅さんは母親をベトナムに連れて来ていてその母親の最後をベトナムで看取られている…。それはすごいことだと思っている。
私にはその真似はできないのである。

結果として、私は母親の特別養護老人ホーム入所という方法を選択した。正直、心の葛藤はあった。母親も最初は抵抗感があったようだ。
しかし、膝が歳とともに痛くなってくることもあり断念したようだ。

でも、今回帰国して、ホームで生活している母親の姿を見て、入所できて良かったと思っている。
もちろん、子どもや家族と共に生活できればそれに超した事は無いのだが、それができない家庭もある。

せっかく帰ったので母親に一晩でも一緒に自宅で泊まるかと聞くと、心は揺れたようだが足も痛いしバリアフリーのホームの方が良いと言って断られた。今では、そのホームが母の自宅なのである。

田舎は今年の冬は例年になく大雪だった。そんな時には、足の痛い一人暮らしの老人にとっていかに大変か。それを考えると、その冬の大変さを経験しないで済んで良かったと思う。

何遍も書くが、このベトナムに年老いた親と一緒に住む日本人は居られると聞く。そのことには私は心から敬意をもっている。私にはできないことをやっておられると尊敬している。

ふと、自分の行く末は?と思うが、人間死ぬ時には死ぬと言うブログ仲間の秀先輩の言葉を思い出した。達観也。




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